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バリの盗難対策

 世界中どこでも泥棒はいる。地上の楽園であるバリとて例外ではない。
「人を見たら泥棒と思え」式の懐疑的な態度で旅をせよとは言わないが、盗難にあって不愉快な思いはしたくない。ちょっとした不注意で盗難にあい不愉快な思いをして、その国がきらいになったりしたのでは、情けない。
 ここでは私が見聞きしたバリにおける盗難の実態を考察するとともに、その傾向と対策を論じてみたいと思う次第である。(おいおい、そんな大げさなものか?)


 @引ったくり
 最近友人が、ウブドゥで引ったくりにあった。彼女は夜一人でモンキーフォリストの暗い夜道を歩いていたところ、バイクに乗った2人組にバックを引ったくられそうになった。彼女は、命よりも大事なバック、放してなるものかとバックにしがみついていたら、バイクに引きずられて怪我をした。バリの西部でも、バックを引ったくられたという話を聞いたことがある。対策としては、夜道は一人で歩かないこと。バックは道路と反対側にかかえて歩こう。バックを引ったくられたら無理に抵抗して怪我をしないように。
  A泥棒
 ホテルやロスメンで夜寝ていて泥棒に入られる。これはラマダンやガルンガンなどの大きなお祭りの前などによく発生する傾向がある。2年前にウブドゥに滞在していたとき、近くのホテルが軒並み泥棒にやられて、田んぼの中を泥棒が走って逃げていったという話を聞いたことがある。また、田んぼの真ん中にある一軒家に住んでいる知人は、続けて2回も泥棒に入られた。対策としては、夜寝る前には戸締まりをしよう。戸締まりと言ってもバリの家屋の構造では・・・(^_^;)。格子のついた窓のそばには、物を置かないこと。
 Bトランプ詐欺
 これはクタ地区で多発していたものだが最近ではウブドゥでも発生。手口はこうだ。まずマレーシア人とかシンガポール人とか名乗る若い女性が、独り者の観光客に近づいてきて、ひとしきり話をした後、友人の家へ遊びに行かないかと誘う。ホテルに車で迎えに来ることもある。友人の家に着くと、そこには数人男がいてカード賭博をやっている(こいつらもグル)。口車に乗せられて、ついつい軽い気持ちでカード賭博をやってしまい大負けするといった具合だ。知人は、家に到着した時点でおかしいと思い、頑強に賭博を拒み、家に帰ることを主張して被害を免れたそうだ。
 Cクレジットカードの不正使用
 店でクレジットカードを使ったところ、帰国して買ってもいないもののお金をクレジット会社から請求されてビックリ。対策としては、カードは信頼できる店でしか使わない。やむをえず知らない店でカードを使うときは、店員がカードを取り扱う様子をバッチリ観察していて、おかしなところがあったら指摘する。
 D両替でのごまかし
 友人がバリの空港のイミグレを出たところにある銀行で両替し、その場で紙幣を数えてみると1万ルピア足りなかった。「足りない!」、「レシートをくれ1」と主張しても取り合ってくれなかったという。私がウブドゥの両替屋で両替したときは、5千ルピア足りなかったので「足りない!」と言ったら、紙幣を数え直しもしないで、直ぐに5千ルピアを出した。まるで「ばれたぁ?」といった感じで。
 このような両替にまつわる被害をよく耳にする。日本からバリに到着したてのときは、貨幣の単位が一桁ちがうので頭が混乱してだまされたことに気づかない場合が多いようだ。対策としては、自分で前もってお金を計算しておき、両替したらその場でお金をチェックして、間違っていたら強く主張すること。
 私や友人の身に起こったことを中心に書いてみましたが、これらの被害のほとんどは私たちが気をつけていれば防げることです。とは言ってもウブドゥは、まだ素朴さが残った平和な村です。あまり神経質にならないで、これらのことを頭の片隅においておきましょう。そしてすばらしいバリでの休日をお過ごしください!