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台湾最新事情 2
1997年になって初めて台湾を訪問。台湾も最近変貌が著しい。台湾でも電脳ブームで、台北駅の前に秋葉原にあるような小さなコンピュター店が集まった電脳ビルが出来てきたし、友人も次々とインターネットのプロバイダーと契約をしていた。台湾では、マウスやキーボードなどは安く手に入るが、ハードディスクやデジカメは日本の方が安いみたいだ。また夜市に行くと、たまごっちの偽物が3000円ぐらいの高値で売られていた。そして、安室奈美恵などの小室ファミリ−が来台して大きなコンサートをやっていた。けっこう人気があるみたいで、テレビのミュージック・ステーションでは、小室ファミリ−の曲が連日流れていた。(台北のタワーレコード前に大きな看板が...写真下)
最近は台湾名物?である家族5人ぐらいでオートバイに乗っている姿をみかけないなあと思ったら、今年の6月から法律が変わって禁止されたらしい。そういえば、みんなけっこうヘルメットもかむっていた。台湾も健康食ブームらしく、最近健康食の卸売りに転業した友人は、忙しく台湾中を駆け回っていた。街を歩いていたら添加物を使わない自然食の素食(菜食)レストランと、素食の食べ放題の店を発見。オカズが何種類も並んでいてデザートまであり、いくら食べても65元(約300円)は安くてベジタリアンの私にはありがたい。滞在中に、友人がビンラン(檳榔ヤシ)の花を食べさせてくれた。ビンランの花は、シュロの花みたいで生でも食べることが出来る。炒めて醤油味で食べると、竹の子のような味がした。
国立故宮博物院を友人と訪れる。ここは膨大な中国4000年の文化を短時間に垣間見れる所で、台湾へ行ったら訪問して欲しい場所である。定期的に新しい展示物と入れ換えたり、特別展をやっている。毎回新しい発見があるので、暇があるときは極力行くことにしている。ここの売店は、土産物に最適なものがけっこうある。今回は、マウスパッドとアームレストを購入。他にも展示品である絵画や陶磁器の複製を売っているので、昔の中国の雰囲気を味わいたい人には魅力的なものだろう。
駅や人の集まるところには、白冰冰さんの娘を誘拐して殺した犯人の指名手配写真がベタベタと貼ってあったが、まだ犯人は捕まらないらしい。一般の民衆は、最近凶悪犯罪が頻発しているのに不安を感じ、警察は何をしているんだと怒ってデモをしていた。台湾の人は、日本人に比べて感情を表に出しやすいホットな人たちだ。台湾も大変だなあと思っていたら、神戸の小学生殺害事件のニュースが、テレビで流されていた。日本も、もはや安全な国ではなくなったのだろうか。最近世界的規模でネガティブなエネルギーが起こっているのを感じるのは、私だけではないだろう。世界の浄化の前に、膿が噴出しているのか、はたまた世紀末の悪魔の雄たけびかは、誰も知らない。
1997年6月 流葉記
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